こんにちは。
世の中にはいろんな形の屋根がありますが、昔からよく見るのはこんな屋根ではないでしょうか?
※写真は江刺八日町の展示場です。
この形状の屋根を切妻屋根(きりづまやね)と言います。
2つの面だけで構成されている、ほぼ二等辺三角形の形状の屋根です。
なぜこの屋根が多いのか、理由があります。
「建てる時も建てた後もコストが安い」
シンプルな形状のため、余分な材料が少なく費用が安い。
棟(屋根の継ぎ目の三角の頂点に使う部材)や雨樋も、他の形状の屋根に比べると部材が短くて済むので、施工費用もメンテナンス費用も抑えられます。
←赤で囲んだ頂点部分(屋根の反対側まで)が棟です。
「雨漏りのリスクが低い」
棟が多ければ多いほど、傷みやすい→雨漏りしやすいというリスクがありますが、切妻屋根は1か所しかないので、その分他の形状よりリスクが少ないというわけです。
もし雨漏りしたとしても、1か所しか継ぎ目がないのでどこが原因なのかわかりやすいです。
「どんな屋根材も使用できる」
世の中の屋根は切妻屋根が多いので、どの屋根材も、まずは切妻屋根に対応します。
なので、他の屋根の形状では使えなくても、切妻屋根では選べる屋根というものが多く存在します。
「デザイン性」
洋風でも和風でも三角形状の屋根ってありますよね。
少しデザインを変えればどちらでも対応できる屋根です。
コストも抑えられる、万能に対応できる形状の屋根です。
ただ、外壁に雨が当たって劣化してしまうこともあるので、写真のように軒を少し長めに出しておくと、ある程度カバーできます。
それにしても他の形状より様々なリスクもコストも少ないです。
ちなみに「切妻(きりづま)」とは…
その前に建築用語の「妻」とは、雨樋が設置されていない端の面のこと。
写真で言うとこの面のこと。
※この赤で囲った面が妻です。
屋根が妻で切られているような形状をしているから切妻というようです。
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