こんにちは。
今回のタイトルは、そのまま猫と犬です。
キャッツアンドドッグス=「仲が悪い」「土砂降り」という意味でも、「地球最大の肉球大戦争」の話でもありません。
さて、住宅には猫と犬が隠れています。
どこかわかりますか?
【猫土台】と【犬走り】です。
飼ってれば別ですが、本物の猫と犬が隠れていたら大変ですね。
ちなみに、私はどちらかと言えば犬派です。飼ってはいません。
さて、これがなんなのか。
あまり聞かないワードかもしれません。
まず、「猫土台」について。
床下にはコンクリートの基礎とその上の土台という木材があります。
基礎と土台のその間に20ミリくらいの厚さの(プラスチック・樹脂・金属製の)パッキンを挟むことで床下の通風を可能にする方法です。
これを猫土台といい、現在は基礎パッキンともいいます。
猫土台によって、土台の木材が基礎に直接触れないように浮かせることができるため、土台の腐食を防ぎ、床下の換気効率が高められます。
ここでも出てきました。
床下の換気をすることで木材を乾燥させることが目的です。
やっぱりとても大事です。
なんで「猫」っていうんですかね。
調べてもはっきりしたものは出てきませんでしたが、建築用語では、猫が通るような狭い足場を「猫足場」というようです。
別件ですが、「猫車(工事現場とかで使う一輪車)」も「狭い猫足場を通る車だから」猫車と呼ばれるようです。
猫とは建築用語で狭い場所という意味のようです。
ということで、「猫土台」も基礎と土台の間の20ミリくらいの狭い場所に設けられるものなので猫と言われているのではないかと思われます。
真実はわかりません。
迷宮入りです。
他にも諸説あるようなので気になったら調べてみてください。
そして有力なものを教えてください。是非!!!
でも個人的に思うのは、狭いとはいっても20ミリではさすがに猫も通れないので、他の名前をつけてもよかったんじゃないかと…。
「大昔の大先輩の方々ー!【猫】の由来がちゃんと後世まで伝わってないですよー!!」
想像以上に長くなったので、「犬」はまた次回にします。
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