こんにちは。
今まで何度か「ダニやシロアリや腐朽菌が…」とかってお伝えしていましたが、「腐朽菌」ってなんだかわかりますか?
「腐る、朽ちる、菌」なので、あんまり良くないものっていうのは、簡単に想像できるのではないかと思います。
では、始めます。
腐朽菌とは、「木材を腐らせる菌のこと」です。
以上
はい、もう説明しなくてもヤバいのがわかりましたね。
家の木材部分が腐っちゃうんですよ、構造体ってほとんど木ですよ。
自然界にはたくさんいるでしょうけど、住宅にいてはいけない、出してはいけない菌です。
腐朽菌って、分類上はシイタケとかシメジと同じなので、簡単に言うと、家にきのこが生えて腐ってきますよっていうと、イメージ的に少し危機感を感じていただけますでしょうか?
基本的に湿気が多い場所に発生します。
お風呂やキッチン周辺の水を使うところ、床下や小屋裏の通気性が悪く湿度が高い所は特に発生しやすい環境です。
腐朽菌の発生条件を発表します。
・栄養:木材(大好物です)
・温度:3~45℃(1番は30℃前後が快適で増えます)
・水分:含水率20%以上の木材(夏の湿気が多い木材大好きです)
・空気:絶対ほしい(なので逆に水中では発生しません)
だそうです。
普通に考えると温度は幅が広すぎますし、何か対策できるとすれば「水分」だけですね。
エアサイクル住宅で常々木材を乾かしましょう。
過去記事:「エアサイクル住宅」
https://www.chibakensetsu.com/co_diary/16b3afa57a25a13ad110fd49c398618c-375.html
腐朽菌が発生するところは、基本的にシロアリの発生条件もそろっています。
そのため同時に被害に遭う可能性も大いにあります。
対策としては、これから新築やリノベを検討するのであれば、エアサイクル住宅が良いです。
控えめに言って、エアサイクル住宅が嫌な理由が思い浮かびません。
機械換気が良いなと考えている場合くらいでしょうか?
床下も小屋裏も、勝手に空気が動いて抜けていく構造になっているので、何もしなくても家中の木材が乾いた状態をキープできます。
エアサイクル以外の対策方法としては、床下に換気や除湿をしてくれる機械を入れて使う方法もあります。
定期的に機械で乾かすのもアリだと思います。
何度もお伝えてしてきましたが、住宅の木材は見えない部分までしっかり乾かしましょう。
千葉建設の家づくりをもっと知りたい方へ
資料請求はこちら |
お問い合わせはこちら |
施工事例はこちら |