こんにちは。
前回に引き続き、エアサイクル住宅の冬のデータをご紹介したいと思います。
条件は同じで、
測定場所は「水沢真城北塩加羅のモデルハウス(いえ博3)」です。
モデルハウスの延べ床面積は31坪。
断熱仕様は「HEAT20 G2」グレード、断熱等級6です。
暖房は床下暖房(床下放熱器)「Air With」を24時間、30℃で低め設定。
また、エアコンは1階と2階に1台ずつ、こちらも24時間稼働させ、19℃で設定しています。
室内温度は1階も2階も20~25℃で安定的です。
外気温が-0.7の時も、室内温度は20℃以上です。
冬場の人の快適温度は18~22℃なので大体の人が快適に感じることができると思います。
過去記事:「快適な温度」
エアサイクル住宅の性質上、床下と壁の中と小屋裏がつながっていますので、床下暖房の輻射熱で床下の空気を暖めると、暖められた空気が壁の中を上昇し、小屋裏を通りグルグル家全体を回り続けます。
家全体を包むように空気が回るため、どの部屋もほぼ一定の温度になるので、ヒートショックのリスクも抑えられます。
家を包む暖かい空気で室内が暖められるので、外気温の影響を受けにくく、室内温度が下がりにくいため、エアコンもほとんど動きません。
実測値は床下暖房とエアコン2台(14帖用と18帖用)を24時間稼働させても、1日約644円でした。
1か月(30日)でも電気代19,320円です。
床下暖房を付けててもこの電気料金です!!
※実際には、生活していれば照明など他の電気代も別途かかります。
エアサイクル住宅は、冬でも起きた時から寝る時まで、空間だけでなく床、壁、天井も少ないエネルギー・電気代でずっと暖かさを保つことができます。
今回の実測では床下暖房が入っていましたが、エアコンだけでも十分暖かくなります。
どちらも導入する場合は、床下暖房がメイン、エアコンはほんとに補助的な役割です。
エアコンはほとんど夏のために設置したような形です。
夏は涼しく、冬は暖かい、省エネ住宅。
エアサイクル住宅を是非、ご検討ください。
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