こんにちは。

 

 

エアサイクルって実際どうなのよ?って思っている方もたくさんいると思います。

エアサイクル住宅は構造のことなので、確かに目に見える良さはあまり無く、感じてもらう以外あまり比較がしにくいというのも事実です。

 ※エアサイクルってそもそもなんなのよ?っていう方はこちらをご覧ください。

過去記事:「エアサイクル住宅」 「エアサイクル住宅のメリットとデメリット」

 

 

 

そこで今回はエアサイクル住宅の測定データを発表します

 

測定場所は「水沢真城北塩加羅のモデルハウス(いえ博3)」です。

夏と冬とそれぞれどのような結果だったのか、乞うご期待です!!!

 

モデルハウスの延べ床面積は31です。

断熱仕様はHEAT20 G2」グレード断熱等級6にしています。

 

 

 

まずは夏場の実測データ

エアコンは1階と2階に1台ずつ24時間稼働させ、25.5℃で設定しています。

 

 

室内温度はほぼ変わらず1階も2階も2527

外気温が37℃の時も、室内温度は27です。

夏場の人の快適温度は2327℃なので大体の人が快適に感じることができると思います。

過去記事:「快適な温度」

 

 

「そりゃエアコン点けてるんだから、部屋の温度は下がるでしょ。-_-」と思うかもしれません。

でも今回のモデルハウスではエアコン224時間稼働させても、1日の電気代は約276でした。

1か月(30日)で計算すると約8,280です。

日中は数時間エアコンを切る方が多いと思いますので、実際にはそんなにもかかりません。

 

 

もう一度説明します。

エアコン2台(14帖用と18帖用)を24時間稼働1か月の電気代がこの金額です。

家庭の電気代を毎月見ている方であれば、これがいかに安いかわかるはず。

 

 

外気の影響を受けにくく室内温度がしっかり保たれているので、エアコンがほとんど動いていないってことですね。

 

 

 

 

 

そもそもエアサイクル住宅は、夏の湿気を室内から排出し続けてくれるので、エアコンを使わなくても室内に入った瞬間に家の中全体がひんやりと涼しく感じることができます。

そのため帰宅後に室内が暑いから「急いで冷房温度を!22℃で強風に!電気代がかかってもいい!いいからテーピングだ!」みたいなことも必要ありません。

 

 

これらは「エアサイクル住宅」である影響ももちろん大いにありますが、庇や軒を長めに設計し、日差しが入りにくくしたことも影響しています。

過去記事:「日差し」

 

 

エアサイクル住宅で且つパッシブデザイン。

機械をほとんど使わない、なんとも快適な空間を実現してみませんか?

 

 

次回は冬のデータです。

 

 

 

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