こんにちは。

 

ちょうど1年前くらいに「快適な温度」という話をしました。

読んでない方は読んでみてください。

過去記事「快適な温度」

https://www.chibakensetsu.com/co_diary/8dc9d0ece0ce5841929bb6f930c87db1-375.html

 

 

 

今回は、室内をその快適温に近づけるためにはどうしたらいいか家づくりの観点からお伝えできればと思います。

 

夏や冬の気温がしんどいなと感じる時。

仮に夏の暑い日で考えます。

 

家の中が暑いと感じるときは、冷たい飲み物を飲みたくなりますね。

それでも暑いときは、エアコンをつけたくなりますね。

暑ければ暑いほど、冷房の設定温度を低くして風量を強めに設定しますよね。

 

 

…するんです。そういうていでお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その前にもできることはないでしょうか?

 

 

 

家を建てる時に、家のつくり方を工夫すれば良いのです。

暑さに限って言えば、「軒」「庇」を長めに設計することで、太陽の光が入ってこなくなるので、室内の温度上昇を抑えることができます。

ちなみに太陽の光は、当たったところから熱を発するので、家の中に日光が入らなければかなりの抑制になります。

 

もしかしたら分かりにくいかもしれないので補足すると、外にいる時に同じ気温なのに、日陰と日向で気温の感じ方が全然違うと思います。

光に当たったところが暑くなるので、日陰にいるよりも実際に暑いのです。

 

 

あとは、「窓」の種類と配置です。

現代ではペアガラスやトリプルガラスなど、断熱性能の高いガラスがあります。

それぞれ設置場所については設計する際にご相談ください。

 

 

建物を建てる際に、このような工夫をするだけで何も対策しないで建てた家に比べると室内が格段に暑くなりにくい空間になります。

もしかしたら地域によってはエアコンやストーブなどの機械設備を使わなくても良いかもしれませんし、少なくとも使う頻度や光熱費はかなり減ります。

もしかしたら冷たい飲み物だって飲みたいと思わなくなるかもしれません。

 

 

 

ということで、快適温に近づけるためには

①家のつくり方を工夫する。

②エアコンなどの機械設備を利用する

③飲み物など補助的なもので微調整する

 

 

この順番で考えていくと、快適にそして経済的に過ごすことができます。

①は最初ですが1番重要で後からなかなか変更できない部分です。

ここを大事にしてください。

そこから数十年の快適さのほぼすべてが決まります。

 

 

 

 

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