前回の続きで、今回は千葉建設で使用している制震装置をご紹介します。
【制震】の回でご説明したように現在は耐震は当たり前なので、そこに「制震装置」を追加して、建物(木材)への負担を減らすことが目的です。
必要ないと思う方もいると思いますが、建物を長持ちさせるための装置なので、一応お話しさせていただきます。
「MAMORY」は住友ゴム工業さんで開発した制震ダンパーです。
高減衰ゴムが地震時の振動エネルギーを熱に変換、吸収することで建物へのエネルギーを逃がす。
振動が熱に変わることで揺れが小さくなるのだそうです。
すごいのはゴムです。
とんでもないものを開発されています!!!
メンテナンスは不要で60年経過しても性能はほとんど変わらず効果を発揮することが確認できています。
熊本天守閣・京都東本願寺の修復工事、ビルや橋梁ケーブルにも採用されているそうなので、それだけでなんかすんごいものだというのが伝わってきます。
実際、家でダンパー自体を目視で確認できるわけではありませんが、実はどんな効果があるのかを「いえ博」では手に取って体験することができます。
「これってそういうことなのね。」
テンションはお任せしますが、こう思っていただけたらそれだけで嬉しいです。
目に見えないところにもしっかり工夫がされていて、しかもそれが超大事なこと。
調べ始めてわかってきたのは、建築の世界はかなりマニアックなようです。
調べれば調べるほど知らない単語が出てきて困りますが、それを乗り越え理解すると「超すげー!!」っていう感動が日々あります。
ひとつひとつの素材や家づくりの仕方に意味があります。
そんなところまで考えて、千葉建設では安心安全で健康な家づくりを追求しています!
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