今年は集中豪雨による水害が各地で起きていますね。

奥州市では今のところ被害は出ていないようなのですが、怖いですね。

 

洪水の際、住宅への被害としては浸水があります。

床の上(生活している1階のスペース)まで水が入ってきてしまう「床上浸水」。

こうなってしまっては大変です。

家の中は置く場所によっては、家具や電化製品なども泥や汚水でかなり汚れてしまいます。

建物自体も水に浸かってしまうので大ダメージです。

 

床の上までは浸水しないけど、床下の基礎部分や床の裏部分まで浸水した場合、「床下浸水」と言います。

 

床下浸水は生活スペースまで来ていないですが、実はとても厄介です。

いや、床上浸水の方が間違いなく大変なんですけどね。

 

というのも、「火災保険」の問題です。

床上浸水の場合は、被害に遭った場合、だいたい保険がおります。

もしかしたらある程度は保険で修復できるかもしれません。

 

床下浸水については、保険適用されるためにある条件があります。

それは「地盤面から45㎝以上の浸水の場合」。

 

どうでしょう。

ほとんどの住宅では基礎部分は30~40㎝です。

ということは、保険が適用されるくらい浸水した場合、それは床上まで浸水してしまっているということ。

床上まで浸水しない限り、保険は適用されません。

 

床下の基礎部分や土台部分がどんなに水浸しになっていても、保険がおりないのです。

下手したら床上浸水より、実費の損害が出るかもしれません。

 

千葉建設では標準仕様で基礎の高さが45㎝です。

この高さなら床上まで浸水しなかったとしても、保険がおりる可能性があります。

 

また、基礎部分にはほとんどの場合、給気口があり、

洪水になってしまったら、結局はそこから床下に水が入ってきてしまいます。

しかし、床下の換気のため、基礎部分の給気口を無くすわけにはいきません。

 

エアサイクル住宅の給気口(エアオープナー)は、一般的なものとは違い、丸い形をしています。

https://www.aircycle.co.jp/material/

 

 

水害対策として、給気口にカバーが誕生しました。

ゴム製のカバーで、必要なときに給気口にはめ込むだけで、簡単に取り付けることができ、床下への浸水を防ぎます。

 

床下に浸水してしまうと、どうしても湿気でカビがでてきてしまったりするので、それを防止できるのはありがたいですね!

水は建物(木材)の天敵ですからね。

防げるところは防ぎましょう。

 

 

 

千葉建設の家づくりをもっと知りたい方へ


資料請求はこちら
 
お問い合わせはこちら
 
施工事例はこちら

 

 

14ページ (全34ページ中)