千田 和也 自己紹介へ

パッシブデザイン リマインド②(吹き抜け)

 

 

こんにちは。

前回とは、また別のお話をさせていただきます。

 

吹き抜けがほしいなと思う方、結構いるんじゃないでしょうか。

「なんかリビングに解放感出そうだし広く見えるし、オシャレでちょっとかっこいい」

そんなイメージの方、少なくない気がします。

 

でも吹き抜けって家の中のデザインとしてだけではなくて、つくり方によってはちゃんと効果があります。

ご存じでしょうか?

 

 

 

吹き抜けには【室内の風通しが良くなる】【高い位置に窓をつければ採光効果が期待できる】【日射取得ができる】というメリットがあります。

設計する場所をしっかり考えないと、ただカッコ良さげなだけのあまりメリットの無いものになってしまいます

多少の解放感は出るかもしれないですけどね。

 

 

空気について。

一般的に風はヨコに流れますが、吹き抜けがあることでタテにも空気が動きます

暖かい空気は上昇する性質があるので、窓を開けた時に外の空気を取り込みながら上方向にも空気が動くようになり、立体的な空気の流れができます。

1階の窓から入った空気が2階の窓から出ていくという流れです。

また、部屋ごとに区切らずに吹き抜けで家全体を解放することによって、温度差を少なくすることができ、ヒートショックを抑えることもできます。

 

 

光について。

吹き抜けの高い位置に窓を付けることによって、室内に光が入ってきます。

2階で取り入れた光が、1階にも降り注ぎ、家全体が明るくなります

 

 

日射取得について。

南側にリビングをつくり、その上を吹き抜けとします。

南側の高い位置に窓を付ければ、採光もとれますし、特に冬場は日の光で室内がだいぶ暖かくなります

前回と同じような内容ですが、なんと窓の大きさや性能によっては電気ストーブ○○台分の効果!!!

まぁ日の入り具合は地域や立地にもよりますけどね。

具体的な数値は、窓にもよるので個別にご相談いただければと思います。

 

 

デメリットを言えば、建築費用やメンテナンスがそれなりにコストアップ

床が無くなるから、安くなると思いきや逆に高くなるという…

また、天井が高い吹き抜けは、冷暖房効率が悪くなります

現在では住宅の断熱性能や気密性能も高いですし、さらに性能の高い窓の利用や、さらにさらにエアサイクル住宅にすればそこまで気になることはないですし、光熱費が抑えられます

 

吹き抜けについてはデメリットもあるので、そちらを理解した上で「どうして吹き抜けを付けるのか」といったところも検討していただけると、家づくりにも上手く活用できるのではないかと思います。

 

 

パッシブデザイン、是非取り入れてみてください!

このメリットを感じることができるのは、パッシブデザインを知っている人と、知らなくても信じて取り入れた人だけです。

パッシブデザインといえば、千葉建設におまかせください。

 

 

 

 

千葉建設の家づくりをもっと知りたい方へ


資料請求はこちら
 
お問い合わせはこちら
 
施工事例はこちら

 

 

1ページ (全2ページ中)