千田 和也 自己紹介へ

アスファルトシングル(屋根)とは

 

 

こんにちは。

 

今回は「アスファルトシングル」です。

 

アスファルトシングルとは、ガラス基材にアスファルトを浸透させ、表面に石粒を吹き付け接着してある屋根材です。

スレートと少し見た目が似ているかもしれません。

割と色んな色が選べるので、和風・洋風どちらでもイケます。

耐用年数は2030年ほどです。

 

 

いまいちどんな素材かはわかりにくいですが、選ぶときはメリットとデメリットで判断しましょう。

 

 

アスファルトシングルのメリット

【軽い】

スレートの半分ほどの重さです。

住宅の重心が下がるので、スレートよりもさらに耐震性が高くなります。

 

【割れにくく、錆びにくい】

金属を含んでいないため、錆びにくいです。

また屋根の素材自体も柔らかいので工事等で屋根に上がっても割れてしまう心配も少ないです。

 

【防音性が高い】

表面の石粒が緩衝材の代わりになるため、雨の音などがほとんど気になりません

 

 

 

アスファルトシングルのデメリット

【風に飛ばされやすい】

軽い素材のため、他の屋根に比べると強風で飛ばされやすいです。

強風とは言ってもカタログ値では風速38m/秒で、風速38m/秒とは、樹木が倒れる程度の猛烈な風のことだそうなので、ちょっとやそっとの風では飛ばされません。

ただ、強風が吹きやすい地域にお住まいの方は一応注意した方が良いかもしれません。

 

【表面の石粒が落ちやすい】

表面の石粒はポロポロと取れてしまいがちです。

特にどこかを汚してしまうわけではありませんが、地面に落ちていることもあるかもしれません。

 

 

アスファルトシングルは北米で開発された、北米ではかなりメジャーな屋根材です。

地震が多い日本の家にも向いています。

 

 

もう一年も前にブログでご紹介した「リッジウェイ」もアスファルトシングルの屋根材です。

過去記事【屋根材】: 

https://www.chibakensetsu.com/co_diary/8374add657817ce0e52f5adc6e3b23ac-375.html

 

風に弱いというデメリットを改善させ、30年は塗装などのメンテナンスも不要の屋根材です。

 

リッジウェイ等は別として、一般的にはアスファルトシングルも、強風ではがれてしまう可能性と表面の石粒がだんだん落ちてしまうと劣化につながるので、やはり少なくても10年に1回くらいは定期的な確認というかメンテナンスは必要になってきます。

 

その辺は理解した上で選んでいただければと思います。

 

 

 

 

千葉建設の家づくりをもっと知りたい方へ


資料請求はこちら
 
お問い合わせはこちら
 
施工事例はこちら

 

 

1ページ (全33ページ中)