明治時代、それまであまり人が住んでいなかった北海道を開拓し、人が住むようになりました。
おそらく当時は今より寒かったと思います。
風通しが良いだけの家に住めるでしょうか。
大昔の家って各部屋があるわけでもなく、イメージ的にはちょっとした小屋みたいな作りですよ。
茶の間の真ん中で薪で火を焚く感じです。
まだ窓も無いです。
多分寒すぎて死んでしまいます。
そんな家を少しでも暖かくするために、国が動き始め、法律(寒住法)まででき、昭和に入ってやっと防寒住宅が建ち始めました。
防寒のために、おがくずなどを使っていたのですが、それが断熱材の始まりです。
おがくずが段々、断熱材として進化し、断熱材は厚ければ厚いほど寒さがしのげると考え、どんどん厚くなっていきました。
北海道の家も当初の小屋に比べたら、格段に暖かくなったはずです。
この頃になると灯油ストーブも出てきています。
が、オイルショックのため灯油価格が高騰し買えなくなります。
ストーブを使わずに寒さから身を守るため、断熱材を入れれば入れるほど暖かくなると考えているので、さらに断熱材を厚くします。
しかし、どんなに厚くしても、効果がなく…。
その結果、新築してほんの数年の家の床が腐り落ちます。
そんなことがいろんなところで頻発します。
そんなこと考えられませんよね。
なぜでしょうか。
続きはまた次回。
千葉建設の家づくりをもっと知りたい方へ
資料請求はこちら |
お問い合わせはこちら |
施工事例はこちら |