こんにちは。

 

新築を検討している方、基礎内(床下)の換気って考えたことありますか?

 

家によって様々で、床下換気口のある家、ない家があるので全部の家ではないですが、持ち家に住んでいる人は、床下の換気口の開け閉めをしていると思います。

 

長い間賃貸住宅に住んでいたり、実家に住んでいて両親がやってくれていたりすると実は知らない。

換気口自体はおそらくみんな見たことあると思いますが、「何のためにあるのか」「いつやるのか」わからないなんてことはないでしょうか?

 

実は私も実家に住んでいた時は親がやっていて、10代の頃に「床下換気」なんて知らずにアパートで一人暮らしを始めたので、最近意識するようになるまではちゃんとは知りませんでした。

というか、考えたことすらありませんでした。

家を建ててからこれをやらないとヤバいんです。

無知って怖いです。

 

 

床下の換気口は、床下の湿気を外部に放出し、常に乾燥状態を保つためについています。

ずっと閉めっぱなしにしておくと、床下に湿気がこもり、建物が腐食する原因になったり、シロアリが発生したり、カビ・ダニが繁殖しやすくなるため、アレルギーを引き起こす可能性がでてきます。

 

 

特に、「布基礎」の場合は床下が土なので、土からも湿気が上がってきますし、なかなか乾きません。

 

逆にずっと開けっ放しにしていると、床下は常に乾燥しそうなので良いのですが、冬は床下に冷気が入って来るので、床が冷たくなってしまいます

それは困りますよね?

 

 

な・の・で!

春(梅雨の前)には換気口を開け、秋(紅葉の時期)には閉める

家を建てたら、これは毎年必須です。

そんなに手間でもないので、必ずやってください。

 

 

エアサイクル住宅は、この換気がとても重要です。

簡単に言うと、この換気をするだけ(正しくは床下換気口とスイッチで開閉する小屋裏の換気口)で、湿気がちょうどよく排出され続け、室内まで快適に保たれる空間になります

このちょっとした超重要なことをするだけで、常に快適になります

逆にやらないとエアサイクル住宅にする意味がないです。

 

これさえやれば、夏は床下が常に涼しく乾燥しているので、床下をちょっとした蔵というか倉庫代わりに使う方もいます。

基礎周りを断熱しているので、冬は外気が床下に入って来ることもほとんどなく、床が冷たくなることもありません。

 

 

千葉建設でエアサイクル住宅を建てたお客様には毎年、春と秋に手紙を出すようにしています

手紙が届いたら、そろそろ開けなきゃな、閉めなきゃなと動いていただければと思います。

1年に2、動き始めて各2分あれば完了します。

 

 

もうそろそろ秋になります。

もう少し気温が下がってきたら、閉めていただくようにお願いします。

 

 

 

 

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