こんにちは。
もうすっかり夏になりましたね。
夏と言えば、海、祭、かき氷、スイカ…
BBQ、ビール、納涼、ビール、花火、ビール、焼き鳥、ビアガーデン…
楽しい美味しいものがいくらでも思い浮かびますね。
「夏にエアコンで冷やした部屋で毛布に包まっているのが1番気持ちいいんだよ」とか、全くエコじゃないことを言っているどうしようもない人はいませんか?
気持ちはとてもわかります。
そんな楽しいことがいっぱいの夏にも気を付けなければいけないことがあります。
それはやっぱり水に関わることです。
そう!結露です。
…それじゃ無い感がしっかり伝わってきます。
まぁ確かに他にもありますが、やっぱり建設会社なので住宅に関わることにします。
なんかスケールちっちゃ…とか思っていると大変なことになりますよ?
夏の「結露」は住宅にとってかなりの強敵。
特に「内部結露」は見えない部分で起きるので気付けません。
誰もが知っている窓に水滴が付く結露のことを「表面結露」と言います。
「内部結露」は、外の水蒸気を含んだ空気が壁の中に侵入し、エアコンなどで室内温度が下がると、壁の中の室内に近い部分で外の暖かい空気と室内の冷たい空気がぶつかり、水滴が発生します。
この内部結露、建物にとっては悪影響しかありません。
壁の中なので、発生していることがわからないため、長期間水滴が発生していることもあります。
壁の中の木材がずっと濡れた状態になるので、「カビ」「腐朽菌」も発生し、柱などの木材が傷んできますし、壁紙もカビてきます。
そういうところに寄ってくるのが「シロアリ」です。
もし壁紙がカビている場合は、中の木材も傷んでいる可能性があるので、確認必須です。
これらは内部結露を放っておいた場合の最悪のケースではなく、普通のケースです。
最悪のケースは倒壊します。
エアサイクル住宅は、物理的にこの内部結露が極めて起きにくい構造です。
イメージ的には壁の中も床下も屋根裏も常に風が吹いているので、厳密には内部結露が起きて木材が濡れていても勝手に乾くので傷みません。
空気の動き方を合理的に利用した工法なので、機械や電気を使わずに自然の力だけで常に建物の健康が保たれます。
それだけではなく室内の湿気も適度に外に排出してくれるため、湿度も上がりにくいです。
エアサイクルなら夏はエアコンつけて毛布に包まって、夜になったらビール飲んでいても大丈夫です!
…何が大丈夫なんでしょうか?と、色んな人に怒られそうです。
エアコンはほとんど動かずに、それでも空気も床も壁も湿気も感じず涼しい家。
それが夏のエアサイクル住宅です。
控えめに言ってかなり省エネです。
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