こんにちは。
なんのことだかさっぱりな感じのタイトルですが、住宅のことです。
住宅は重くなればなるほど、地震で揺れます。
外壁もそうですが、特に屋根ですね。
想像してみてください。
頭にとんでもなく重いものを乗せたら、きっとフラフラすると思います。
その状態で横から押されたりしたら、倒れてしまいますよね。
重心が高くなり、重さのバランスが悪いからです。
倒れないようにするためには、足や首や体幹など頭を支える部分を強靭にしておかなければいけません。
住宅も同じで、屋根に重い素材を使うと重心が高くなります。
重心が高いと地震がきたときにフラフラと揺れやすくなります。
揺れれば揺れた分だけ、木材に負荷がかかり、地震が来る度にダメージが蓄積されます。
住んでいてなかなか気付くことはできないかもしれませんが、柱の接続部分が損傷していることもあります。
ある程度の重さを超える屋根を使用するのであれば、屋根を支える骨組みや土台などの部分を強靭にしておく必要があります。
その分、費用もかかります。
揺れだけを考えれば軽い方が良いですが、軽ければ良いというわけでもないです。
屋根だけで言えば、スレート・アスファルトシングル・ガルバリウム・瓦…など色々と種類があります。
重さ・価格・メンテナンス性・断熱性・防音性・耐用年数・デザイン性など、それぞれに特徴(メリット・デメリット)があるので、自分はどこを重視するのかを考えながら選んでいただければと思います。
次回以降、屋根のそれぞれの特徴をお伝えできればと思います。
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