千田 和也 自己紹介へ

パッシブデザイン リマインド①(窓)

 

 

こんにちは。

 

だいぶ前にもすでにやりましたが、パッシブデザインにするしないで、かなり住み心地が変わります。

なので第2回というか、リマインドです。

特に家を建てる予定の方、リフォームする方も思い出してください。

 

大切なことなので2回言います、みたいなそんな感じです。

いや、これは何度でも言いたいと思います。

 

 

今回は過去の記事+αで具体的なことをお伝えします。

過去記事:「パッシブデザイン」

https://www.chibakensetsu.com/co_diary/f3396d619e82313b69d1d5eae5db1962-375.html

 

確かになかなか住み比べる機会も無いですし、「パッシブデザインにしたからって本当に違いあるのかよー」

そんな声が聞こえてきそうですが、あるんです!

特に冬の日光は超大事!!

 

【リビングは南側に配置し、南側に大きめの窓を付けましょう】

サイズ16520の窓の場合、陽の光がしっかり窓から入るだけで、1か所あたり電気ストーブ1台(1,000W)を2時間近く点けた以上の熱量になります

※サイズ16520の窓:幅1,690㎜ 高さ2030㎜の窓のことです。

 

窓が南側ということは、建物に陽の光が入る時間が一番長いということです。

電気ストーブ2時間も付けたらそこそこ温まりますよね?

電気を切った後もしばらく暖かいですよね?

暖かい部屋ではエアコンがあんまり必要ないから、自動運転にしておけば、エアコンは休むか設定温度を下げることもできますので、その分電気代がかかりません。

 

逆に言うと、南側に窓を付けないだけで、毎日そのくらい損しています

年単位やもっと長い期間で考えると結構とんでもない金額になるのではないでしょうか?

これをしないだけでかなりもったいないと思いませんか?

 

 

 

「そんなことしたら夏は暑いんじゃないの???」そんな声も聞こえてきそうです。

そのために、前回説明した「庇」や「軒」を長めにすることです。

 

 

夏と冬で太陽の位置が変わります

夏は太陽が高い位置にあるので、庇や軒を長くしておけば、陽の光はほとんど室内に入ってきません

 

最近、庇のほとんどない住宅をよく見かけますが、庇は例え多少建築費用がかかったとしても非常に大事です。

日射熱の取り込みにも影響しますし、外壁の劣化にも影響します。

長期的に見れば、光熱費を抑えられるのはもちろん、外壁の修繕コストより庇を付けるだけの金額の方が圧倒的に安いです。

 

また、もし窓についてパッシブデザインを考えてみようかなと思っていただけるようでしたら、絶対ではないですが下記がオススメです!

 

南面の窓【ペアガラス日射取得型】

北、東、西の3【トリプルガラス日射遮蔽型】

 

もちろん、土地の形状や目の前に高い建物がないことや密集地でないこと等、ちゃんと日が入る立地の条件下での話です。

 

トリプルは価格も高くなるのでそこは要検討ですが、間取りだけでなく、是非この辺も考えながら打ち合わせしていただくと、日常的にも長期的にもかなりメリットがあるので是非検討してみてください!

 

 

 

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